浄水器
水質の汚染や配管の有害物質による危険性はご存知のところでしょう。
その水の安全を守る浄水器はタイプによって性能にバラツキがあります。
ポイントは性能試験成績表のろ過能力(通水量)を比較し、多い流量で除去率が高いことを確認。(流量が少ないと除去率が早期に低下する)
濾材の目の細かさも0.1μ以下が望ましく、水が通るすべての経路で安全性の高い材質かどうかは要チェックです。
安全性の高い材質は、ステンレス、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、シリコンの順で各着色、コーティング、添加物が含まれないものです。
健康食品のいいとこ取りの危険性
最近健康食品で思い出すのは「中国のやせ薬事件」であり、国内では「○○プルーンの防虫剤検出」が印象深いですね。
漢方等は栄養は良くても最近は農薬が怖いと思われていることでしょう。
しかし、いまだ不明で怖いことは、自然食とくらべ栄養分などをいいとこ取りをしているということ。
本来の自然に形成された組成を壊し、よさそうなところだけを抽出することによる化学反応等の弊害、副作用やリスクが増幅するということ。
本来ほうれん草などの食物には毒も薬もあり、一緒にいただくことで悪さが起きないと言う説があります。
いいとこ取りをすることは、例えば食べ合わせが悪くなり危険であるということです。
防ダニ(防虫)、防カビ
衣類にはパラジクロロベンゼン系、ナフタリン系、畳・カーペット・壁紙類には有機リン系、イミダゾール系などの農薬が使用されています。
さらにエアコンのフィルター、掃除機のごみフィルター、ふとん、ゴザなどに定番になっていますが、これらの農薬が有害であることは言うまでもありません。
有害電磁波防止グッズ
備長炭や木炭類、パソコン用エプロン、携帯用シール、電子レンジに貼るシートなど調べてみましたが、どれも3種類の有害電磁波のうち、2種類の有害電磁波が発生しているものに対し、一種類が、気持ち下がったものもあったという程度でした。
どれも根本的な解決になっていませんでした。
耐性菌(抗菌グッズ、除菌グッズ、芳香剤)
薬用液体せっけんや除菌クリーナー・抗菌靴下・抗菌下着・抗菌タイル・抗菌トイレなどなど。
「清潔好きが流行(はやり)」というのは人を生きづらくしていると思います。
なぜなら、本来体に持ち合わせた良い菌も悪い菌も、良い菌が守っていてくれた、いわゆる免疫抵抗力のあらわれだからです。
しかし「清潔好きが流行(はやる)」ことで抗菌グッズ・除菌グッズ・芳香剤などが生活にあふれ、どんどん免疫抵抗力を失い、風邪をひきやすくなったり疫病にかかりやすくなったりします。
農薬・化学物質による清潔に頼らず、菌に強い体をつくるには、このようなものを避けた生活をお勧めします。
間違った健康・安全生活用品で暮らすと水質は悪化し、浄水器からの有害物質は溶出し、健康食品では毒物をとらされ、防ダニ(防虫)・防カビ剤による影響を受け、有害電磁波により被曝し、抗生物質やホルモン剤に汚染された家畜や野菜の摂取でこれらが蓄積し、人体は影響を受け続けています。
人は弱る一方で、弱るとさらに強い薬で治療します。
一方バクテリアやウイルスは複合的に繰り返す動植物の抗生物質などにより、より強いものへと進化しています。
どんなに強い抗生物質にも効かないバンコマイシン耐性菌、いわゆるインベーダー細菌のことですが、アメリカの西ナイル熱の病原菌はそれに酷似しています。
蚊から感染するこの病気は今のところ全てのワクチンが効かないなど治療法がなく、もっぱら蚊に刺されないように対策するだけとか。
症状は頭痛、発熱、手足マヒ、寝たきり、人工呼吸器常用、死亡。日本に上陸するのも時間の問題で、今回バイコマイシン耐性菌でなかったとしても、いつ発生してもおかしくない環境だと想像できます。
地球の危機の中でももっとも早い危機の可能性があるのではないでしょうか。
西ナイル熱もすべての方が発症するわけではなく、遺伝子に欠損があったり抵抗力の弱った人が多く犠牲になっていることを付け加えておきます。
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